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エクセルで請求書を作ってみた話

「仕事で使っている請求書、エクセルで自分で作れるようになったら便利かな…?」

ある日、そんな声をぽつりと聞かせてくれたのは、当スクールに通う女性の受講生さん。家業の事務を行っている彼女は、会社で使っているフォーマットをもとに、いつも決まった請求書を手書きやコピーで対応していたそうです。

でも、エクセルを学び始めて2ヶ月。ふと「これ、私にも作れるようにならないかな?」と思ったのだとか。そうしたら、ミスも減るし、急に必要になったときにも慌てなくて済む。そう思ってくれたことが、学びの第一歩になりました。

■数式で「合計」も「消費税」も自動計算!

エクセルで請求書を作る――と聞くと、少しハードルが高そうに感じる方も多いかもしれません。ですが、実際にやってみると「え、こんなに簡単にできるの?」という感想がよく返ってきます。

この受講生さんにも、まずは基本の「合計」の出し方から練習してもらいました。
商品名・単価・数量を入力して、「=単価×数量」の数式を入れる。
あとはそれをコピーすれば、他の行にも同じように計算が反映されます。

さらに、合計金額から「×0.1」で消費税を出す方法もレクチャー。
「えっ、これだけで自動で出るの?!」と、思わず笑顔がこぼれた瞬間でした。

■「家でも練習してみます!」の言葉がうれしかった

授業が終わったあと、その方はこんなことを言ってくれました。
「今日やったこと、家でもう一度やってみます。なんか、すごく面白くなってきたから。」

ここが、本当に大事なポイントなんです。
「教えてもらって終わり」じゃなく、「自分でやってみよう」と思えること。
その意欲こそが、パソコンスキルをぐんぐん伸ばしてくれる力になります。

もちろん、最初は何度も間違えたり、分からなくなったりします。
でも、「あれ?これってどうだったかな?」と思いながら手を動かす時間が、すでに立派な“練習”なんです。

■「自分で作れる」ということの、本当の意味

エクセルの請求書――もちろん、ネットにはたくさんのテンプレートが落ちていますし、会社で決まったフォーマットがある場合も多いでしょう。

でも、「自分で一から作ってみる」ことには、計り知れないメリットがあります。

たとえば、

  • 内容を自由にカスタマイズできる

  • 必要なときにすぐ修正・追加できる

  • 他の書類(見積書・納品書など)にも応用できる

  • 何より“仕組み”が分かるから、トラブルに強くなる

という具合に、「ただ書類を作る」以上の力が、どんどん身についていくんです。

テンプレートを使うだけでは得られない、「仕組みを理解する力」こそが、エクセルの学習で得られるいちばん大きな財産かもしれません。

■「学び」は、いつだって自分の味方になる

パソコンって、最初はどうしても難しく感じますよね。
でも、ひとつできるようになると、「あ、なんだ、できるじゃん私」って気持ちが湧いてきます。
その積み重ねが、「仕事で頼られる存在」にも、「毎日の生活をちょっとラクにする工夫」にもつながっていく。

もしあなたも、「これ、やってみたいな」と思うことがあれば。
今が、その第一歩を踏み出すチャンスかもしれません。

パソコンスクールシオンでは、こうした“ひとりひとりのやってみたい”を形にするお手伝いをしています。
誰かと比べる必要なんてありません。あなたのペースで、あなたの生活に役立つスキルを、一緒に身につけてみませんか?

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