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パソコンが遅い…フリーズが多い…買い替える前にできること

先日、シニアの女性の方から「パソコンを見てほしい」とご連絡をいただきました。
内容を伺うと、

  • 起動にとても時間がかかる

  • 作業中にフリーズして動かなくなることが多い

  • Windows10のサポート終了が心配で、新しいノートパソコンを買った方がいいのか迷っている
    とのこと。

こうしたご相談は、ここ最近とても増えています。特に「Windows10のサポート終了(2025年予定)」が近づいてきているため、パソコンを使っている多くの方が「そろそろ買い替えかな?」と不安を感じているようです。

まずは実機をチェック!

シオンパソコンスクールでは、いきなり「買い替えたほうがいいですよ」とは言いません。まずは実際にパソコンを持ってきていただき、状態を確認させてもらいます。

今回お持ちいただいたノートパソコンは、CPUが「第8世代」。これはWindows11にアップデートできる世代です。つまり「サポート終了だからすぐに買い替えなければならない」というわけではありません。

ただし、動作が遅くなっている原因を調べると、ハードディスク(HDD)が搭載されており、これが大きなボトルネックになっていました。HDDはどうしても処理が遅く、年数が経つとフリーズや起動の遅さにつながってしまいます。

HDDからSSDへ交換!

そこでご提案したのが「HDDをSSDに交換する」こと。SSDはHDDに比べてデータの読み書き速度が圧倒的に速く、起動時間やアプリの動作が格段に改善されます。最近では新品のパソコンもほとんどがSSDを搭載しているほど、いまや標準になりつつある部品です。

さらに今回の女性は「これまでの環境をそのまま使いたい」というご希望をお持ちでした。そこで、SSDに交換する際に「クローン作成」を行いました。これは、もともとのHDDの中身をそのままコピーし、環境を変えずに新しいSSDで起動できるようにする作業です。これなら、面倒なデータ移行やソフトの再設定をしなくても、今まで通りの画面・使い勝手でパソコンを使い続けられます。

女性の感想

作業が完了したパソコンをお渡しすると、女性はとても喜んでくださいました。
「電気屋さんでは新しいパソコンをすすめられたけれど、こちらでは今のパソコンを生かす方法を提案してくれた。しかも費用も思っていたよりずっと安く済んで助かりました」
とのこと。

買い替えをしなくても、部品交換やアップデートでまだまだ使えるパソコンはたくさんあります。特にCPUがWindows11対応世代であれば、サポート終了を過度に心配する必要はありません。

買い替える前に、まずはチェック!

パソコンが遅い、フリーズが多い、Windows10のサポート終了が不安…。そんなときは、すぐに買い替えを考える前に「今のパソコンがWindows11に対応しているか」を確認することが大切です。もし対応していれば、SSD交換などのメンテナンスで見違えるほど快適に使えるようになるケースも少なくありません。

シオンパソコンスクールでは、こうした診断から部品交換、クローン作成まで対応可能です。「これまでの環境を変えずにそのまま使いたい」という方にも安心してご利用いただけます。

パソコンに不安を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。買い替える前に「まだ使える方法」が見つかるかもしれません。

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