「ワードの基礎は学んだけど、次はエクセルにも挑戦してみたい!」そんなふうに思ったことはありませんか?
実際、シオンパソコンスクールでは、ワード講座の基礎を3か月学んだ受講生が、次のステップとしてエクセルの基礎講座をスタートしています。
その受講生の方は、「仕事で会計処理や書類作成をするときに、エクセルを使ってみたい!」と考えていたそうです。
でも、エクセルというと、「なんだか難しそう」「関数ってよく分からない」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
エクセルは確かにワードとは少し違い、表計算やデータ管理に特化したソフトです。
でも、ポイントを押さえれば、初心者でもスムーズに学習を進めることができます。
そこで今回は、エクセルを初めて学ぶときに意識してほしい3つのポイントをご紹介します!
エクセル初心者が最初に意識すべき3つのこと
1. エクセルは「表を作る」ソフトだと考える
ワードは文章を作成するためのソフトですが、エクセルは「表を作る」ことがメインのソフトです。
まずは、「エクセルは文章を書くものではなく、データを整理するもの」と意識するだけでも、学習のハードルが下がります。
例えば、買い物リストや家計簿を作ることを想像してみてください。
ワードだと箇条書きで記録することが多いですが、エクセルなら表にして管理できます。
- ワードの場合:「りんご 3個」「牛乳 1本」「パン 2個」
- エクセルの場合:
商品名 数量 価格 りんご 3 300円 牛乳 1 200円 パン 2 400円
このように、エクセルを使うと情報を整理しやすくなり、後から見ても分かりやすくなります。
まずは「表を作る」という意識を持って取り組んでみましょう!
2. 「計算ができる!」を活用する
エクセルの最大の魅力は、自動で計算ができることです。例えば、買い物の合計金額を計算する場合、電卓を使わなくてもエクセルなら一瞬で計算してくれます。
エクセルで合計を出すには、「SUM関数」というものを使います。例えば、A1からA10までの数値を合計したい場合、次のように入力します。
=SUM(A1:A10)
すると、エクセルが自動的にA1からA10までの数値を足し算してくれます!
初心者の方は「関数」という言葉を聞くと「難しそう…」と感じるかもしれませんが、SUMのような簡単な関数から始めると、すぐに慣れていきますよ。
また、掛け算や割り算もとても簡単にできます。
- 足し算:
=A1+B1
- 引き算:
=A1-B1
- 掛け算:
=A1*B1
- 割り算:
=A1/B1
まずはこれらの基本的な計算から使い始めてみると、エクセルの便利さを実感できるはずです!
3. 「書式設定」で見やすさを意識する
エクセルを使いこなすうえで大事なのが、「見やすい表を作ること」です。
ただ数字を入力するだけでは、どこに何があるのか分かりにくくなってしまいます。
例えば、以下のような工夫をするだけで、表がぐっと見やすくなります。
ポイント
- セルの色をつける:重要な部分に色をつけると、視認性が向上します。
- 罫線を引く:表の区切りをはっきりさせると、読みやすくなります。
- フォントサイズを調整する:タイトルや見出しを大きくすると、情報が整理されます。
特に、会計処理や書類作成でエクセルを使う場合、他の人が見ても分かりやすいようにすることが大切です。
「自分だけが分かればいい」ではなく、「誰が見ても分かる表作り」を意識すると、仕事でも役立つエクセルスキルが身につきます
まとめ
今回、ワードの基礎を学んだ受講生が、次のステップとしてエクセルの基礎講座を始めたことを紹介しました。
エクセルは、最初は難しく感じるかもしれませんが、一つずつ学んでいけば必ず使いこなせるようになります!
シオンパソコンスクールでは、初心者向けのエクセル基礎講座を開講しています。
「パソコンが苦手…」「エクセルは全く分からない…」という方も、ゆっくり学べるので安心してください。
「エクセルを使えるようになりたい!」と思ったら、ぜひシオンパソコンスクールで一緒に学びましょう!