~知っているだけで作業がラクになる~
パソコンを使っていると、何度も同じ操作をくり返すことがあります。たとえば「コピー」「貼り付け」「元に戻す」などの操作。
実はこれらは、マウスを使わずにキーボードだけでサッとできる方法があります。
それが、「ショートカットキー」と呼ばれる便利な操作方法です。覚えておくと、仕事や日常のパソコン作業がぐっとスムーズになります。
ショートカットキーって何?
ショートカットキーとは、キーボードの特定のキーを組み合わせて操作する方法です。
ふつうはマウスでクリックする操作を、キーボードだけで行えます。
たとえば、文書をコピーするとき:
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マウスの場合:右クリック →「コピー」
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ショートカットキーの場合:Ctrl(コントロール)+ C
ほんの1秒で操作が完了します。
作業が速くなるだけでなく、手の動きも少なくなってラクになります。
まずはここから!基本のショートカットキー 5選
パソコン初心者でもすぐに使える、基本中の基本を厳選してご紹介します。
操作内容 | ショートカットキー | よく使う場面 |
---|---|---|
コピー | Ctrl + C | 文章や画像をコピーしたいとき |
貼り付け | Ctrl + V | コピーしたものを貼りつけたいとき |
切り取り | Ctrl + X | 移動したい文章やファイルを切り取る |
元に戻す | Ctrl + Z | 操作をやり直したいとき(間違えたとき) |
すべて選択 | Ctrl + A | 全体を一括で選びたいとき(文章・写真など) |
どれも「Ctrlキー」を使うのがポイントです。キーボードの左下にある「Ctrl」を押しながら、もう一つのキーを押します。
実は便利!仕事にも役立つショートカットキー
パソコンで文書作成や表計算(WordやExcel)をしている方にとって、次のショートカットキーもとても役立ちます。
操作内容 | ショートカットキー | おすすめの使い方 |
---|---|---|
印刷 | Ctrl + P | 書類をすぐに印刷 |
保存 | Ctrl + S | 作業中の内容をこまめに保存 |
ウィンドウを閉じる | Alt + F4 | アプリやファイルをすぐに終了 |
画面を切り替える | Alt + Tab | 複数の画面を行ったり来たり |
検索 | Ctrl + F | 文章の中から言葉を探すとき |
特に「Ctrl + S(保存)」は、作業中に何か起きても安心できるお守りのようなキーです。
保存を忘れてデータが消えてしまうことを防ぐため、こまめに使ってみてください。
ショートカットキーは覚えるより「慣れる」ことが大事
最初はなかなか手が慣れないかもしれませんが、毎日の作業の中で少しずつ使っていくと自然に覚えます。
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コピーや貼り付けなど、いつもやっている操作から1つだけ取り入れてみる
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メモの横に「Ctrl + C」などの小さな紙を貼っておく
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うまく使えたときは「今日は進歩したな」と思って続けてみる
そうしているうちに、気がつけばマウスより早く操作できるようになっていきます。
まとめ:覚えておくと、パソコンがもっと楽になる
ショートカットキーは、「ちょっとした工夫」で作業効率を上げてくれる小さな味方です。特に仕事や趣味で文章を扱うことが多い方には、覚えるだけでグッとラクになる操作がたくさんあります。
「覚えたいけど、まだ不安」
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基本からじっくり、あなたのペースでお伝えします。