「LINEで突然、知らない人からメッセージが来た」
「Facebookで“当選しました”と連絡が来たけど、本当かしら?」
…そんな経験はありませんか?
スマートフォンやパソコンでSNS(エスエヌエス)を使う方が増える一方で、悪質な詐欺やトラブルに巻き込まれるケースも増えています。
でも、基本的な使い方や注意点を知っていれば、安心して楽しむことができます。今回は、シニア・主婦の方に向けて、「SNSで騙されないための安全ガイド」をお届けします。
そもそもSNSって何?
SNSとは、「人とつながるためのネット上のサービス」のこと。代表的なものは以下のようなものです。
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LINE(ライン)…連絡や通話に使えるアプリ
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Facebook(フェイスブック)…写真や日記を投稿できる
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Instagram(インスタグラム)…写真や動画の共有が中心
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X(旧Twitter)…短い文章で情報を発信するツール
便利で楽しい反面、知らない人とも簡単につながれてしまうことがあるため、使い方には注意が必要です。
騙されないための5つのポイント
① 知らない人からのメッセージは開かない・返さない
SNSでは、見ず知らずの人から突然メッセージが届くことがあります。
たとえば
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「当選しました!」「プレゼントが当たりました」
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「困っているのでお金を貸してほしい」
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「投資で儲かる話があります」
このような内容には絶対に返信せず、すぐに削除するのが正解です。
② パスワードは他人に絶対に教えない
SNSの乗っ取り被害が後を絶ちません。
犯人はあなたになりすまして、家族や友人に「助けて」などと連絡してくることがあります。
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IDやパスワードは家族にも教えないことが原則です。
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同じパスワードをいろいろなサービスで使い回すのもNGです。
③ 「いい話」や「当選」はまず疑う
「〇〇に当選しました」「誰でも月5万円稼げます」など、信じたくなる話ほど慎重に。
本物に見せかけた偽アカウントや、広告風の詐欺サイトに誘導するケースもあります。画面に「公式」と書いてあっても、それだけで信用してはいけません。
④ 個人情報はむやみに公開しない
SNSに投稿した内容から、住所や家族構成、外出中の情報などが知られてしまうことがあります。
特に注意したいのが:
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自宅の場所がわかる写真(表札や周辺風景など)
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「今旅行中です」といった投稿(留守であることを知らせてしまう)
投稿する前に「この情報は見られても大丈夫?」と一度立ち止まって考えましょう。
⑤ 困ったときは、誰かに相談する
SNSの操作で困ったり、不安に感じたときは、
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家族や友人
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近くのパソコン教室やスマホ講座
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消費生活センターなどの公的機関
「変だな」と思ったときが、トラブルを防ぐチャンスです。
SNSは「楽しみ」と「注意」がセット
SNSは、本来楽しくて便利な道具です。遠く離れた家族や友人とつながれたり、写真や近況を共有できるなど、心があたたかくなる使い方もたくさんあります。
だからこそ、正しい知識を持って、安心して使うことが大切です。
シオンパソコンスクールでは…
SNSやスマホの使い方に不安を感じている方へ、シオンパソコンスクールでも、やさしく丁寧に使い方をお教えしています。
「怖いから使わない」ではなく、「安心して使えるようになる」お手伝いをします。
お気軽にご相談くださいね。