「家に帰ったら忘れてしまうんです」
シオンパソコンスクールでは、生徒さんからこんな声をよく聞きます。
「教室ではできたのに、家に帰ると忘れてしまうんです」
「また同じことを聞くのは申し訳なくて…」
教室ではわかったつもりでも、一人でやってみると「あれ、次はどうするんだったかな?」と手が止まる。そんな経験をされる方は少なくありません。
でも、どうぞ安心してください。同じことを何度聞いていただいても大丈夫です。
一度で覚えられないからといって、「自分には向いていない」と思わなくていいんですよ。
一度で全部覚えようとしなくて大丈夫
文字を入力する、作った文書を保存する、保存した文書をもう一度開く。パソコンでは、一つのことをするにも、いくつかの操作が必要です。
慣れている人には何気ない操作でも、初めての方にとっては、一つひとつが新しいこと。すべてを一度で覚えようとすると、大変ですよね。
大切なのは、一回で覚えきることよりも、確認しながら、繰り返し操作してみることです。
最初は先生と一緒に。次はメモを見ながら。わからなくなったら、もう一度聞いてみる。そんなふうに、少しずつ慣れていけば大丈夫です。
何も見ずにできることだけが、上達ではありません。メモを見たり、人に聞いたりしながら、やりたいことができるようになるのも、大切な一歩です。
「もう一度教えてください」を遠慮なく
「この前も聞いたのに、また質問していいのかな」と、ためらってしまうこともあるかもしれません。
シオンパソコンスクールでは、そんなときこそ、気軽に声をかけていただきたいと思っています。
「さっきの操作、もう一度教えてもらえますか?」
授業中のことでも、前に習ったことでも大丈夫です。「大丈夫ですよ、一緒にやってみましょう」と、画面を見ながら、ゆっくり確認していきます。
「どこがわからないのか、うまく説明できない」というときも、そのままお声がけください。
どこまでできたのか、どの操作で迷ったのか。一緒に確かめていきましょう。
家でも試せる、小さな工夫
家で少し練習してみたい方は、次の三つのうち、できそうなものから試してみてください。全部やろうとしなくても大丈夫です。
① 習った操作を、一つだけ試してみる
授業で習ったことを、全部やり直す必要はありません。
「今日は自分の名前を入力してみよう」「保存した文書を開いてみよう」など、一つだけ選んで操作してみましょう。
途中でわからなくなっても大丈夫。「ここまではできた」「次の操作で迷った」ということがわかれば、次の授業で一緒に確認できます。
② メモには「何をするための手順か」も書く
あとでメモを見て、「これは何をするときの操作だったかな?」と思ったことはありませんか?
メモの最初に「作った文書を保存する方法」など、何をするための手順なのかを書いておくと、見返したときにわかりやすくなります。
その下に、押すボタンの名前や場所など、授業で確認した操作を順番に書いてみましょう。
メモを取るのが難しいときは、スタッフにお声がけください。あとで見てわかる書き方を、一緒に考えましょう。
③ 困ったところを、次の授業で見せる
家で操作していて手が止まったら、無理に一人で解決しようとしなくても大丈夫です。
「何をしようとして、どこで止まったか」を、短くメモしておきましょう。できそうなら、困った画面をスマートフォンで写真に撮っておくのも一つの方法です。
次の授業で「ここがわかりませんでした」と見せていただければ、そのときの状況を一緒に確認しやすくなります。
メモや写真がなくても、もちろん大丈夫です。覚えている範囲でお話しください。
忘れたら、また一緒にやってみましょう
パソコンに慣れるまでのペースは、人それぞれです。周りの人と比べたり、すぐに覚えられない自分を責めたりする必要はありません。
「前よりボタンを見つけやすくなった」「メモを見ながらできた」。そんな小さな変化を、一緒に重ねていきましょう。
忘れたら、また一緒にやってみましょう。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と迷っている方も、どうぞ気軽にお声がけください。
シオンパソコンスクールは、何度でも「もう一度」と言っていただける教室でありたいと思っています。